田植え初体験【海老名・泉橋酒造】
当館で人気の利き酒セット(神奈川)の1つに、「いづみ橋 恵」というお酒があります。
醸造元の泉橋酒造さんは神奈川県海老名市にある、江戸・安政4年(1857年)から続く老舗の酒蔵です。
毎年この時期に取引先の酒屋さんたちと田植え会を開催するというので、社長と私で参加しました。
酒蔵の隣には広大な田んぼがあり、そこで「山田錦」「雄町」「亀の尾」という3品種の酒造好適米を栽培しています。
今回、私たちは「山田錦」を植えました。
「山田錦」は酒作りに適した銘柄米で、米から自分たちで作るという泉橋酒造さんのこだわりがあります。
水田に足を踏み入れると、すぐに泥に埋まり一歩進むのも大変です。
稲の苗を受け取り、30cm四方の印に合わせて植えていきます。
晴天だったので、田んぼの水は温かく、心地良い風も吹いていて、楽しくてあっという間に終わってしまいました。
泉橋酒造さんのラベルには赤トンボのイラストがついています。
これは赤トンボが田んぼの上を飛び交うくらいきれいな水で米を作りたいという、減農薬・無農薬にもこだわっていることを表しているそうです。
この田植え会はもう20年も続いているそうで、毎年参加している人もいらっしゃるようです。
泉橋酒造の橋場社長ご夫妻はまだお若く、積極的に活動されている様子がうかがえました。
昔からの味を守りつつ新しい取り組みを模索しているのは素晴らしいと感動し、私もまた来年も参加したいと思いました。
当館では泉橋酒造さんのお酒の品揃えをこれから増やして参ります。
お楽しみに!