災害は忘れた頃にやってくる。
大正12年、関東大震災(湯河原も被災)が起こって以来、小規模な地震は度々発生していたので、万が一に備えて、2006年2月に防災用非常食「スティックパン」を100袋用意していました。
まさか東日本大震災ほどの大災害が発生するとは予想もしませんでしたが、この時はこの非常食を利用せずに済み、このたび賞味期限を迎えました。
よい機会なので、賞味期限を前に社内のみんなで試食してみました。
長期保存用なので水分が少なく堅いですが、7年も経過した劣化は感じられませんでした。
通常、旅館では米はもちろん、いろいろな食材が一般家庭よりは多く揃えてありますが、在庫が少ない時に災害が発生して交通が遮断されてしまったら、すぐに食料不足になってしまいます。
いつどこで何が起こるかわからないので、東日本大震災を教訓に、再び同じ防災用非常食「スティックパン」を100袋購入しました。
賞味期限は2020年2月です。
これから7年間、出番が訪れず、再び試食できることを願っております。